半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

2255 読破40冊目「教師のチカラ18号」

●「教師のチカラ18号」(日本標準)★★★
今回の特集は「教師の気づき力」でした。
気づくためには,教師が観察力を鍛えておく必要があります。
日々の生徒の様子をしっかりと観察しておかないと,その生徒の変化がわかりません。
教科担任制をとっている中学校では,学級担任だけでは細かい観察がなかなかできないものです。
そこで,教科担任制の良い点を生かす必要があります。
つまり,複数の目で複数の角度から生徒を観察するのです。
具体的に言えば,授業中におやっと感じたことがあれば,すぐに学級担任に知らせることです。
例えば,私は社会科の授業中に観察したことや褒めてほしいことを付せんに書いて,学級担任の机に貼っておくようにしています。
同じ学年ならば,顔を合わせることも多いですが,他学年となれば,なかなか難しいのです。
ですから,こういった方法をとっているのです。
このように多くの教師の視点で気づいたことを連絡しあうことで,新たな視点をもらうこともあります。
こうやって,若い教師も気づき力が身についていくのだと思います。

子どもを「育てる」教師のチカラ no.018 特集:教師の「気づき力」

子どもを「育てる」教師のチカラ no.018 特集:教師の「気づき力」