半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

2312 県立大学での講義終わる

今日の夕方,16:20から17:50まで長崎県立大学での道徳教育についての講義と授業が無事に終わりました。
70名近い学生たちが90分間真剣に考えてくれたと思います。
授業の最初は,固い雰囲気で反応があまり良くないなと思いましたが,次第に良くなり,挙手をして意見を発表するようになりました。
講義内容は,東亜大学で行ったものとほぼ同じものにしました。
しかし,道徳授業は3本のうち,1本だけ新しいものをやりました。
感想の中からいくつかを紹介します。

・今回の特別講義により,道徳を受ける大切さを学ぶことができた。なぜなら,最初に考えていたことでも資料を見たり,聞いたりした後,考え方が変わり優しい気持ちになれたからである。
・私は道徳の授業があまり好きではありませんでした。考えたりすることがきらいだったからです。そして今日久しぶりに道徳の授業を受けてひとつひとつの議題について真剣に考える自分がいました。道徳の授業は人の考え方を変えるきっかけをくれる授業だと思いました。
・小中学校であれだけ多くの時間学習してきたはずなのに,今考え直すとほとんど記憶に残ってない道徳の授業でしたが,今日はすごく自然に入り込んでいました。また,道徳の授業は元は嫌いでしたが,楽しいなと初めて思いました。自分が教師を目指す上で,道徳の授業の大切さに気づかされた気がします。道徳に対して考え方が変わりました。
・今日の授業を聞いて,道徳の授業の見方が変わりました。生徒に何が大切なのかを改めて気づかせられる場であるのが,道徳の授業なんだと思いました。
・中学校の時の授業の戻れた感じがした。大学に入ってからは,正直堅苦しい授業ばかりだったが,唯一「学べる」と心から思える授業がこの講義だったので,教職入門の講義において,このような特別授業を受けることができて,本当によかった。まずます教員になりたいと心から思えた講義だった。先生は。教師になるためには何が必要だと思っていますか?
・初めて道徳の授業が楽しく思えました。自然と自分の考え方が変化したのを実感することができました。
・単に道徳の授業を楽な時間だと思っていた自分が恥ずかしくなるほど,学ぶことが多くありました。道徳教育を通して,人のことを思いやる気持ちを育んだり自分の生き方を見つめ直して反省させたりして,「より良い生き方」を教え諭していくのだと知りました。とてもためになる授業を受けさせていただきました。ありがとうございました。初心に戻って頑張れそうです。

学生の他に,2人の現場教師が参観しました。少しは何か得るものがあったでしょうか。
このような機会を提供してくださった。H先生ありがとうございました。
また,来年もよろしくお願いします。