出張が終わった次の日,半日をかけて山口市内を歩いて周りました。
山口大学での4年間の思い出を散策する目的でした。
また,この30年間でどれぐらい変わったのかを確かめる意味もありました。
①山口大学
②2年間暮らしたアパート
③買い物をしたスパーマーケット
④よく立ち読みをしに行った本屋
⑤山口市内のアーケード街
⑥先輩といく行った喫茶店
⑦研究室の後輩たちと一緒に行った瑠璃光寺
さて,この7箇所が30年間でどのように変わったのかと言えば,
①は,私が所属していた人文学部の建物は改修中で入れませんでした。
②は,完全になくなっていて駐車場になっていて,近くに立派なアパートができていました。
③は,名前を変えていましたが,その形は残っていました。
④は,場所を変えてありました。
⑤は,映画館やレコード店や食堂などほとんどが姿を消していて,アーケード内が寂しい雰囲気でした。
⑥は,夕食をここで食べようと決めて訪れましたが,閉店していてました。しかし,その建物だけは残っていました。
⑦は,昔と変わらずに立派でした。
結局,思い出に浸るほどその姿は残っていなくて,30年という時間が本当に長いことを実感した半日でした。
椎名誠さんの著書である「風景進化論」ではありませんが,風景は確実に進化していくのだとつくづく思いました。
写真は,30年前に自転車で大学に通っていた小道です。この道の突き当りに私が住んでいた月9000円の安いアパートがあったのですが…。