半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

2287 再学「修養の内容」

野口芳宏先生が発行されていた「国語人 第32集」(2000年)に書いてあります。
教師のは,研修権というものが保障されています。
研修とは,研究と修養のことです。

現在,現場では研究が主で,修養が忘れられているような感じがします。
研究と修養,教師にとってどちらが大切かと言われたら,修養だと答えます。
修養とは,教師の人間力を高めることだと考えています。
この修養の内容として,野口先生は次の5つを挙げられています。

①憧れをもつ
②本を読む
③観を磨く
④異に学ぶ
⑤仲間を選ぶ

この5つを意識して行動すれば,教師としての力量が高まるのだと思います。
しかし,何よりも学ぼうとする情熱こそが一番大切なのです。