半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

2091 1年生の授業開き

昨日が,1年生の授業開きでした。その様子を紹介します。

1 私の自己紹介
2 授業を受けるにあってのルールの説明
※この説明は,1つ1つ丁寧に行いました。
①板書はノートの右側に書きます。
②黄色チョークで書いたものは,ノートには赤ペンで書きます。
③1行あけて書く。間を何センチあけるなど細かく指示しました。
④左側には,プリントを貼ります。ただし,ハサミで回りを切り取ってきれいに貼ります。
※先輩のノートに実物を見せながら,説明しました。
⑤発表の仕方。(起立して,みんなに聞こえる声の大きさで発表する)
⑥挙手の仕方。(腕が耳につくようにまっすぐ挙げる)
⑦プリントリレー(「お願いします」「ありがとうございます」の声かけをする)
⑧音読の仕方(一斉読み,指名読みなど)

これだけ見ると,細かすぎるような感じを受けますが,これぐらい徹底しないとなかなか定着しません。
最初は,時間がかかっても。実際に1つ1つやらせてみて,できたらほめる,できなかったら個別指導をする。この繰り返しで進めることが大切です。
このような指導を最初に徹底しておけば,あとは授業がスムーズに進みます。
また,この1時間で社会科の授業が楽しそうだなと思わせることも大切です。
ただ厳しく細かく指導すればいいというものではありません。
楽しさが次の授業につながっていくのです。

今日は,2時間目でしたが,1年生は,音読もしっかりとでき,発表も意欲的でした。
それよりも全員,楽しそうに授業を受けていました。