半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

1491 連休の意味

今日,学年通信の第5号を発行しました。その一部を紹介します。
〈引用始まり〉
ゴールデンウィークという言葉が広まりすぎて,どうしてその日が休みになるのかということを知らない子供が増えてきています。学校でも「昨日は何の日でしたか」と聞いても答えることができない生徒もいます。そこで,祝日一つ一つにはきちんと意味があることを教えておきたいものです。
 「国民の祝日に関する法律」というものがあります。この法律の第1条にはこう書かれています。
第1条 自由と平和を求めてやまない日本国民は、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために、ここに国民こぞつて祝い、感謝し、又は記念する日を定め、これを「国民の祝日」と名づける。
 また第2条にはそれぞれの祝日の意味が書かれています。ちなみにゴールデンウィーク中の祝日は次の意義があると書かれています。
・昭和の日(4月29日)激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み国の将来に思いをいたす。
憲法記念日(5月3日)日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する。
みどりの日(5月4日)自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ。
・こどもの日(5月5日)こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する。
 これ以外の祝日についても,ご家庭で話題にされてみてはいかがでしょうか。こういった普段は気にもとめないことをしっかりと教えることで,子供は心豊かに育っていくのだと信じています。

〈引用終わり〉
こういったことにもこだわりたいと思っています。