半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

1485 時間を意識する

今日から,カテゴリを追加しました。生徒との関係づくりのためのヒントを紹介していこうと思います。
今回は,「時間を意識する」です。
私は,時間を意識して生徒と接しています。その具体例を以下に挙げます。
①授業開始と終了時刻を守る。
特に,終了時刻を守らない教師が多いものです。特に重要なのは,終了時刻です。途中であっても,ピタリと終えます。
②話す時間
集会などで話をする時は,話の始めに時間を言います。例えば,「3分間話すので,真剣に聞いてください」です。着任式や自己紹介や離任式などの儀式で話す場合も,できるだけ短い内容にしています。長引くと全体に迷惑がかかるので,話す内容をノートに書き出して,実際に時間を計りながら読んでみます。思いつきでダラダラ話すことは避けています。
③提出期限を守る
いろいろな書類の締め切りがあります。市教委へ提出する文書はもちろん週案や行事の反省など締め切りは守っています。生徒にも締め切りを守ることの大切さを話す時の説得力が増します。
④余裕をもって席に着く
研修会や研究発表会など受付時刻の30分前には,会場に着くようにしています。受付をすませた後で,一番前の席に座るように心がけています。時々,後ろに座って話も聞かずにしゃべっている教師がいます。とても失礼な行為だと思います。
⑤タイマーを使う
授業中では,考える時間や作業の時間などでタイマーを使っています。ダラダラと考えさせないということと授業にテンポとリズムをつけるためです。

このように時間を意識するということは,相手を意識するということです。時間を守らない人は相手に失礼な人だというこです。時間をしっかりと意識することは,信頼されるための必要条件だと思います。