半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

1432 卒業式練習

一昨日から,卒業式の練習が始まっています。公立高校入試のため1・2年の練習を行いました。起立や礼や拍手の仕方などの礼法指導を一通り行った後で,式歌と校歌の練習に入りました。式歌は,在校生は「旅立ちの日に」で卒業生はアカペラ4部の「仰げば尊し」です。初めての練習でしたが,1・2年生の歌声が素晴らしく本番といってもいいくらいでした。わずか3時間程度の練習でしたが,ほぼ出来上がったと言ってもいいでしょう。この「旅立ちの日に」は「今,別れの時。飛び立とう未来信じて」の部分で毎回,グッときます。一番盛り上がる部分だからでしょうか。
さて,来週は全校生徒による総練習です。3年生がどんな歌声を聞かせてくれるかとても楽しみです。今日の放課後,ある3年生の女子が「仰げば尊し」は期待していてくださいね」と言ってきました。期待は高まるばかりです。
ここ10年ぐらいは,教務主任ということで司会の立場で卒業式を見ていましたが,今回は久々客観的に見ることができそうです。どんな感動的な式になるか楽しみです。しかし,別れは確実に近づいているのです。