半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3410 佐世保教師塾

今日の夜は,佐世保教師塾がありました。
参加者は9名でした。
今回で,11回目でしたが,正直,ここまで続くとは思っていませんでした。
しかし,大学生をはじめとする若い先生たちが参加しているので,それだけでも嬉しいことです。
学校現場や公的研修会で,ここまで突っ込んで話をする機会はないのです。
こういった私塾やサークルは,最初から学ぶ意欲がある人が参加していますから,聴こうとする構えができているのです。
ですから,話す方も意欲が高まるのです。
さて,今回は私が4月の学級開きについての実践紹介をしました。
堀裕嗣先生の「3,7,30,90の法則」をベースにして,私の実践例を具体的に紹介しました。
例えば,
①学級開きの第一声
②ゲーム
③清掃指導
④授業参観のしおり
⑤欠席生徒への対応
⑥遠足での教師の立ち位置
⑦生徒指導のシステム
についてです。

どれも私が実践したものですが,すべてうまくいった訳ではありません。
しかし,何らかのヒントを与えることができたと思います。

N先生からは,部活指導のボトムアップについてでした。
部活動を通して,人間として大切なことを教えています。
まさに,「部活動と思うな,人間修業と思え」です。
ここに,N先生のすごさがあります。
学級指導,生徒指導,進路指導,部活指導などそれぞれが個々に存在するのではなく,すべてがリンクしているのです。
意識的にリンクさせることで,生徒への影響も大きくなるのです。
こういった発想がとても大切なのです。

この教師塾も1年経ちました。
4月からは,2年目突入です。
新しいメンバーが加わることを願っています。