半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

2578 大学生の授業力

今日は朝から県立大学に行き,2人の大学生の社会科授業を参観しました。
参加者は,大学4年生,3年生,教授,私で8名程度でした。
50分間の授業をした後で,30分間の意見交換をしました。
大学生ですから,上手とは言えませんでしたが,2人とも自分なりの工夫を取り入れていて,興味深く参観することができました。
意見交換でのした私の発言を以下にまとめました。
①教科書をしっかりと読み,教科書の意図を読み取る必要がある。
②板書を見ながら生徒はノートを作るので,ノートに書きやすいように板書すること。
③ノートをきれいに作ろうと考えている生徒が多い。
④生徒の実態をしっかりと把握して,発問をつくること。
⑤生徒の実態の少し上のレベルの発問をすると全員参加の授業になる。
⑥社会科の4つの観点のうち,一番評価が難しいのが「社会的思考」である。
⑦常にテンポを意識すること。

教育実習で何か1つでも役に立てばいいと思います。

しかし,なかなか刺激的な半日でした。
このような意欲ある大学生がいることに正直驚きました。

現場の教師もうかうかしていられませんよ。