半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

2432 「現代教育科学」

書斎の整理をしていたら,「現代教育科学」(明治図書 2009年10月)に目が留まりました。
特集は「道徳の時間の改革・充実を図る」でした。
この中で佐藤幸司先生が「道徳授業の3つの手応え」について書かれていました。

①授業自体の手応え
②子供の成長を感じる手応え
③クラス全体の成長を感じる手応え
この3つの手応えを感じた時に,教師は道徳の時間に対する意欲が高まるのだと思います。
3つすべての手応えを感じることは,いつもあるとは限りません。
3つのうち1つでも感じることができれば,道徳の授業を好きになっていくのです。


「現代教育科学」という雑誌は,現在休刊になっています。
第一線で活躍されている先生たちの論文をいち早く読めなくなってしまい,とても残念です。
何とか,復刊できないのでしょうか。