半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

2182 自己評価で学年力を向上させる

学年全体で動いた後で,自己評価をさせる場合が多いです。
今日は,体育大会に向けての全体練習が2時間ありました。
入退場,開閉会式,集団行動,組体操などの練習をしました。
全体の練習が終わって3年生だけを残して,次のように言いました。

「2時間の練習の自己評価をしましょう。
A 全力を出してがんばった
B まあがんばった
C 手を抜いたところがあった
自分で考えて手を挙げます。

その結果は,Aが80%ぐらいで,Bが20%ぐらいでした。
前回は,Aが30%でBが70%でした。

みんなが評価した通り,今日の練習は意識して力を出していたと思います。
行進や集合の様子など前回よりはよくなりました。」




このように,自己評価をさせることで学年力を上げさせたいと考えています。
「教えて」「やらせて」「しかる」指導は多いですが,それだけでは伸びていかないと思います。
この後で,必ず自己評価をさせて,教師が全体の評価をする。
この繰り返しで個が全体を意識すると思います。