半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

2203 長崎っ子に贈る50の話

長崎県教育委員会が発行している「長崎っ子に贈る50の話」という本があります。
県内のすべての小中学校と高校に寄贈された本です。
教育委員会からの寄贈ということで,あまり目を通さずに職員図書の本棚に,飾ってある場合が多いと思います。
しかし,じっくり読むと道徳授業で使えそうな資料もあります。
また,長崎出身の著名人が寄稿したものもあります。
例えば,歌手のさだまさしさん,作曲家の大島ミチルさん,作家の青来有一さん,脚本家の市川森一さんなどです。
さだまさしさんの文章から一部を紹介します。
「親が生きているうちに孝行しろ,という言葉があるけれど,それは間違いだ」
驚いた僕が「え?間違いなの?」と聞き返すと,彼は
「間違いだ,孝行は,親が生きているうちにしたんじゃ遅い。親が『元気』なうちにするのが孝行だ。孝行する気があるなら,親が元気なうちにしてあげてくれよ」


なるほど。

興味がある方は,以下のHPへどうぞ。
https://www.pref.nagasaki.jp/bunrui/kanko-kyoiku-bunka/shochuko/jigyou-chousa-shochuko/jigyounaiyou-doutoku/