半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

2299 大学生の感想

9月末に,県立大学生数名が社会科を参観しました。
その感想が届きましたので,いくつかを紹介します。

・生徒に小さな目標を1つずつ達成させるという教育方法で達成感や成就感を持たせている点が素晴らしいと思った。また,授業者の一見,休息に思える雑談が実は授業に関わっているという工夫を見ることができた。
・ページ数や空白の部分,生徒に考えさせたい問いに関しては空欄をつくるという工夫がされており,雑多になりやすいノートをすっきりと分かりやすいようにする工夫があった。
・具体的な写真や風景はパワーポイントで出して,目で見てわかるような工夫がなされていた。
・発問は分かりやすいものを用いていた。発問や指示後は教室を周り,生徒が活動しているかなどを見ていた。困ったりわかってない生徒にはヒントを教えたり多く周っているようだった。
・各学年に合わせた授業の流れなどに違いが見られ,生徒の集中が続くように工夫されていてとてもすごいと思いました。

大学生は,教師とは違った視点で見ていたことがわかり,興味深かったです。
参考になる部分もあり,やはり授業は見せることが大切だと思いました。