半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

2255 「ピー逃げ」

今日は,息子が通っている大学の修学説明会でした。
大学職員が,大学の概要や就職,成績表の見方などを詳しく説明くれました。
その後,個別面談があり息子の成績表や出席状況などをもとに話がありました。
今回の説明会で面白かったのは,学生の出席確認の方法が学生証に埋め込まれたICチップを読み込むというものでした。
学生証をリーダーにかざすと,「ピッ」と反応して出席確認となるそうです。
しかし,「ピッ」とかざしてすぐに変える生徒がいるそうで,これを「ピー逃げ」というそうです。
この「ピー逃げ」を防ぐために,時々,小テストを行ったり,レポートを提出させたりするそうです。
私が大学生の頃も,「代返」(本人に変わり返事をすること)を頼んだり,出席カードを「代書」したりする学生が多かったようです。
返事の数よりも実際に講義室にいる学生の数が大幅に少なくても,気にしていない先生もいました。昔のほうが全体的にゆるやかだったと思います。
また,保護者も自宅のパソコンで大学生の子供の出席状況を毎日確認できます。
これでは,サボって遊びにも行けません。

これだけ監視されていては,好きなこともできないですね。