半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

2162 阿久悠さんの言葉

今,読んでいる阿久悠さんの「清らかな厭世」(新潮社)は,まさに言葉の宝箱です。
ドキリとさせられる言葉が,ページをめくるたびに出てきます。
とりあえず,読んだ部分で心にグッときたのは,以下の言葉です。

「要するに教育ってのは 人間は一人では生きられない それをわからせることなのだ」

「エエとかハイとかウンとか 自分で自分に返事をする これ 会話かね」


「たまには本を読む姿を 子どもたちに見せるだけで 家族の半分は固まる」

言葉を大切にする作詞家らしい,言葉の奥深さ感じさせる1冊です。