半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

2130 色鉛筆を使う

地理の学習では,色鉛筆をよく使わせています。
例えば,気候の学習で,熱帯や温帯などを色分けさせます。
例えば,地形の学習で,山地や山脈や平野などを色分けさせます。
時々,「色鉛筆ではなく,ボールペンや蛍光ペンでもいいですか?」と聞いてくる生徒がいます。
そんな時は,きっぱりと「だめです」と答えています。
色鉛筆を使う理由は,集中してていねいに塗らないときれいに完成させることができないからです。
ボールペンでは塗りづらく,蛍光ペンでは簡単に塗れてしまうからです。
色鉛筆を使うと,集中力が増すと思います。
その証拠に,色塗りをしている時の生徒はひたすら塗りに徹しています。
また,丁寧に塗ることによって,位置などを確認することができます。
ということで,机の中に色鉛筆を常備させています。