半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

2119 辞書で遊ぶ

今日の3年生の授業で,ちょっとした隙間の時間を利用して国語辞書遊びをしました。
簡単です。
生徒が持っているいろいろな辞書で,「右」の意味を調べて発表するというものです。
辞書の個性が表れていて,興味深い遊びになりました。

正確でありませんが,こんな感じでした。
①東に向かって南の方。
②心臓の反対側。
③主にはしや金づちや鉛筆を持つ方。
④アナログ時計の文字盤の1時から5時にあたるほう。

広辞苑(電子辞書版)では,こんな感じです。
・南を向いた時,西にあたる方。

次に明鏡国語辞典(電子辞書版)では,こんな具合です。
・人体を対称線に沿って二分したとき,心臓のない方。

次にベネッセの表現読解国語辞典では,こんな感じです。
・北を向いたとき,東にあたる側

簡単な言葉ほど,辞書それぞれの個性や面白さがわかります。