半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

2105 サークル例会

今日の夜は,今年度初めてのサークルでした。集まったのは,4人でした。しかし,離島勤務が終わって久々に参加したメンバーもいて,懐かしいひと時でもありました。
A先生は,教務主任となって,教科書にこだわると見えてきたことでした。
例えば,外国籍の児童生徒にも教科書は無償配布することができる。
3月に転入してきた児童生徒には,教科書は無償配布できないとかです。
いつも見ている教科書ですが,こだわるとわかることがありました。
また,理科の専科として発行している理科通信の紹介でした。
B先生は,離島勤務を終えて3年ぶりの参加でした。教頭という立場で発行している職員通信の紹介でした。
職員の中で話題にできるような内容が書いてありました。
忙しいとは思いますが,是非,週に1回は発行して欲しいと思います。
C先生は,卒業式の練習直前に行った5分間の指導資料でした。生徒の気持ちを集中させ,ピシッとなることを目的としたそうです。思いつきで指導する場合が多いですが,このような考えられた指導をすることが大切です。
しかも5分間という短い時間の指導ですから,ポイントをしっかりとおさえた内容にすることです。
わずか5分間の指導ですが,このことはC先生はいろいろなことを考えて実践したでしょう。このことが,C先生の成長につながると思います。次へ期待したいです。
私は,週に1回発行している学年通心を4枚持参しました。それぞれのポイントを紹介しながら,学年通心を発行する目的,注意していることなどを説明しました。

今回,一番良かったのでは,C先生の素朴な質問でした。この質問に残りの3人が答えるというかたちで進みましたが,答えるうちに新たなことに気づかされたりしました。
とにかく,いろいろな意見を言える,もらえるという貴重な時間を過ごすことができました。
こういったことを職場で日常的にできるようになればいいと思いました。