半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

2048 卒業式練習始まる

今日の午後は2時間を使って,在校生のための卒業式練習がありました。
司会は,教務主任がするのですが,公立高校入試引率で不在のため,私が司会の代打を務めました。
最初の練習ですから,気合を入れさせるためにいくつかの準備をして臨みました。
また,他の職員にこういう指導があることをを教えるためというねらいもありました。
この練習をするにあたり2つのことを考えて準備をしました。
①卒業式の練習と本番に向けての心構えを作る。
②式の流れを分かりやすくする。
そのためにパワーポイントを作成し,体育館のスクリーンに投影して,指導しました。その大まかな流れを紹介します。

1 (  )式 (  )に何が入りますか。
2 卒業式の正式名称は何ですか。
3 卒業式は(  )ために行う。( )に何が入りますか。
4 3年生のためだと全員手を挙げましたが,本当にそうですか?3年生だけのために,何時間も練習して,本番では1時間半もじっとがまんすることができるのですか?
大きな声で歌を歌うことができますか?
5 もちろん卒業式は,3年生のためでもありますが,それだけでは,練習や本番をしっかりとできる人は少ないと思います。では,だれのためだと練習や本番を頑張れるのでしょうか。
6 それは,自分のためです。自分の成長のためだと考えてください。そう考えると,頑張れるはずです。

このあと,画像で椅子の座り方や礼の仕方を良い例を見せて,その通りやらせました。
また,手の置き方や拍手の仕方も具体的に教えて,やらせました。

あまった時間は式歌の練習をしましたが,2年生がとてもよい歌声を披露してくれて,それに1年生も合わせて,とても素晴らしい合唱になりました。

初めての練習でしたが,1・2年生は本当によく頑張ったと思います。
代打の司会でしたが,卒業式へ向けての意欲を少しは高めることができたと思います。
私の務めは果たしたのではないかと思います。

しかし,2年ぶりの司会で疲れました。今日の私の指導を他の職員はどのように受け止めたでしょうか。