半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

1926  ボランティア週間 

今週の月曜日から金曜日は,ボランティア週間です。この1週間を重点的に取り組もうと生徒会が中心となって行っています。この取り組みの内容としては,次の2つです。
1つ目は,毎朝,登校中にゴミなどを拾ってきています。学校に着いたら,学年別のゴミ箱にキチンと分別して捨てます。(下の写真)
ちなみに,昨日,1年生が市内のラジオ局であるはっぴいFMの取材を受けました。

2つ目は,今日の午後,学年別に校区内でボランティア活動を行いました。
1年生は,公園や道路沿いの清掃活動。
2年生は,福祉施設への慰問。
3年生は,神社の清掃活動。

自分の校区を清掃した後,きれいになった状況を見るとうれしくなりますし,ちょっとした達成感も味わえます。しかし,このようなゴミを簡単に捨ててしまう大人に対する不満や怒りを持つ生徒も出てきて当然です。
こういった意味でも,ゴミを捨ててほしくないという思いを伝える活動も必要だと思います。例えば,ポスターや看板の作成,公民館長さんへのお願い,回覧板などでチラシを回すなどが考えられます。

つまり,教師の考えかた一つで違った意味の取り組みができるということです。
毎年行っている行事ですが,別の視点で考えてみることも大切なのです。