半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

1905 あいさつ運動をしながら

毎朝,7時45分から8時15分までの30分間,校門の前に立ち,あいさつ運動をしています。毎日やっていますが,これを続けて早いもので,11年目になります。
このあいさつ運動をしながら,生徒の様子を見ていますが,特に注意しているのは以下の点です。
1 誰と登校しているか。
2 何時ぐらいに登校しているか。
3 表情はどうか。
4 返事の声の大きさはどうか。
5 荷物の多さはどうか。
6 制服はどうか。
詳しく説明すると,次のような生徒には,後で声をかけるようにしています。

1に,いつもは友人と登校しているのに,今日は一人で登校している生徒。あるいは,違った生徒と一緒に登校している生徒。
2は,決まった時間に登校しているが,日によって登校時間が違う生徒。
3は,元気がない,顔色が悪い生徒。
4は,覇気がないあいさつしかできない生徒,あるいはあいさつをしない生徒。
5は,荷物が少ない生徒。
6は,服装違反はもちろんですが,制服が汚れている生徒,しわくちゃな生徒。

学校内では,わかりづらい部分を登校中に知ることができます。こういったことの積み重ねで,いじめなどの問題行動を未然に防ぐことができると思って,明日も校門に立ちます。