半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

1564 授業評価

教師は,生徒を評価するという仕事をしています。A・B・Cだったり5・4・3・2・1だったりします。しかし,教師自身は評価されたくないと考えています。数値評価に対するアレルギーが強い人も多いようです。最近は,大学でも学生による評価を導入しています。さて,先日本校でも生徒による授業評価が行われました。内容は,9教科の授業を4・3・2・1で評価する数値評価と生徒自身のがんばりや教師に対する意見や質問を文章で書くというものでした。私の社会科授業評価を見ると以下のことがわかりました。

①よくわかり楽しいと感じている生徒が多い。
②授業に熱心取り組んでいる生徒は3年生でやや低くなっている。
③授業で力がついたと実感している生徒は2年,3年でやや低くなっている。

特に問題となるのは,③です。成績がなかなか伸びずに悩んでいる生徒がいるということです。自学ノートやプリントを家庭学習として設定しているのですが,これだけでは不十分だということです。時間がなくて,小テストや単元テストがなかなか実施できていません。夏休み明け,何らかの手を打つ必要がありあます。夏休み中の大きな課題となりました。