半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

1543 15分間の授業

このところ,毎週木曜日に県立大学の4年生が私の授業を参観しています。今日は,2回目ということもあり,15分間程度実際に授業をしてみませんかと言ってみました。2時間目に教材研究を行い,3時間目に授業を行うという計画でした。
さて,3時間目の最初の20分間は私がきりがいいところまで授業を行い,次の15分間は大学生にやらせてみました。教科書の内容としては,5分の1程度の内容でした。その授業の気付きをいくつか書きます。

①説明が長すぎる。
②生徒の活動(書く,考える,発表するなど)の時間が確保されていなかった。
③テンポが悪かった。
④言葉遣いが方言で生徒との距離が近すぎた。
⑤教科書の資料の読み込みが不十分だった。
⑥深い思考させる発問がなかった。

この授業の後で,私が補足的な授業を行いました。
生まれて初めての授業ということで,緊張や不安が大きかったと思います。しかし,授業といとうのは見るとのやるのとでは雲泥の差があるのです。やって初めてわかること,わからないことが見えてきます。今回の授業をいろいろなことを感じたとおもいます。それを9月からの教育実習に生かしてほしいと思います。