●「ときどきの少年」(五味太郎 新潮文庫)★★
ユニークな絵本作家である五味太郎さんの自伝的小説です。しかし読みづらかったです。頭にスーッと入って来ないのです。読破までに時間がかかりました。私の子供の頃の風景と重なる部分がちょっぴりありました。映画「Always 三丁目の夕日」シリーズで昭和30年代がとてもいい時代のように描かれていますが,悪い部分もたくさんありました。振り返ると過去がよく見えるのです。あの頃はよかったなあという具合です。
椎名誠さんの解説でこの本の良さが何とか納得がいきました。
五味さんの絵本は面白いんですがねえ。
- 作者: 五味太郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2012/01/28
- メディア: 文庫
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