半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

1399 12冊目「ときどきの少年」

●「ときどきの少年」(五味太郎 新潮文庫★★
ユニークな絵本作家である五味太郎さんの自伝的小説です。しかし読みづらかったです。頭にスーッと入って来ないのです。読破までに時間がかかりました。私の子供の頃の風景と重なる部分がちょっぴりありました。映画「Always 三丁目の夕日」シリーズで昭和30年代がとてもいい時代のように描かれていますが,悪い部分もたくさんありました。振り返ると過去がよく見えるのです。あの頃はよかったなあという具合です。
椎名誠さんの解説でこの本の良さが何とか納得がいきました。
五味さんの絵本は面白いんですがねえ。

ときどきの少年 (新潮文庫)

ときどきの少年 (新潮文庫)