半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

1333 授業改善「中学校・道徳」

本日,市内のH中に道徳授業を見に行きました。市教育センターが主催する授業改善研修の授業でした。ここでは,授業の様子は書かずに,その後の研究協議について書きたいと思います。一般的な授業研究では,授業者の感想,参観者の意見,指導助言という流れですすみます。しかし,今回は,班をつくり一人一人の意見を付箋に書き,それをまとめながら模造紙にはっていくという流れでした。例えば,資料に関する意見,発問に関する意見,生徒の様子に関する意見などです。おおよそ意見が出そろったら,班ごとに発表をしました。そして,全体でも意見交換を行いました。このような形式だと,いろいろな意見を吸い上げることができます。時々研究協議で表れる,自分の言いたいことだけを長い時間語ったりする人は出てきません。若い先生も多かったですが,とても勉強になったという感想を言われていました。たまには,こういう研究協議もいいなと思います。