半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3202 子供の本音を引き出す

先日参加した,第2回道徳教育推進教師研修会でのこと。
講師の話が終わり,中学校と小学校の教師6名程度の班ごとの協議がありました。

自己紹介をした後,ひとり一人が悩みや疑問などを出し合うというものでした。
その中で,若い小学校の教師が次にような悩みを言いました。

「道徳授業で,子供の本音をなかなか引き出すことができません。」

さて,この悩みにどう答えればいいのでしょうか。

そこで,人が本音を言いたくなるのは,どんな時かをいくつか考えました。


①資料が面白く,魅力があるとき
②考えたくなるような発問をされたとき
③仲間がいろいろな意見を言ったとき
④今までの人生と重ね合わせることができたとき
⑤自分のしっかりとした考えが持てたとき
⑥意見がいいやすい雰囲気があるとき

では,どうして子供の本音を引き出す必要があるのでしょうか。

こんなふうに,根本から考えてみると,改善策が見えてる場合もあるのです。