半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3458 「51」

現在,勤務している学校の職員のうち,男性職員の平均年齢が51歳です。
この数字を見て,どう思いますか。
文部科学省のデータを調べてみました。
結果は,次の通りです。平成25年度のデータです。
ざっとこうなります。
20代が,14%
30代が,22%
40代が,27%
50代が,35%
60代が, 2%


全国的に見ても,50代教師が一番多いようです。

公務員の定年が65歳になるような動きがあります。
そうなれば,もっと高齢化が進みます。
もちろん,60代でも部活指導や生徒指導などバリバリとする教師もいるでしょう。
しかし,そんな教師は一部にすぎません。
体育大会や泊を伴う大きな行事では,どうしても若手のチカラが必要になります。若手が必要なのです。
それ以上に,若手がいると職員室内の空気が循環するのです。
私のような50代教師は教師生活の残りが見えてきています。
30年以上の経験と学びを若手に受け渡さなければ,次へと続かないのです。
教師文化の継承という意味でも,高齢化は喜ぶべきことではないと思うのです。


体育大会が終わり,疲れがとれない50代教師の心の叫びです。