半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3094 現役教師は,どうこたえるのか

本県の教員採用試験の2次では,個人面接が行われています。
面接カードから質問されますから,事前に自分の考えをしっかりとまとめておく必要があります。
採用試験の受験者は,当然現場経験が少ない人がほとんどですから,質問内容に対して数少ない経験から答えることになります。
また,臨採経験がない新卒者は,教育実習だけの経験から答えることになります。
これでは,十分な答えを言うことができないでしょう。
そうならないためにも,日頃から,様々な教育活動に対して,「何のために」をしっかりと考えるくせをつけておく必要があります。

さて,面接で次のような質問があった場合,現役教師は何と答えるのでしょうか。
すべてに答えられる現役教師はどれぐらいいるのでしょうか。
では,考えてみてください。

①「教育のプロ」としての心構え,使命感について
規範意識を培う指導を行う際,集団指導と個に応じた指導について,どのように取り組むか
③児童生徒の学力を向上させるために,授業や学校生活の中でどのような取り組みを行うか
④「命の大切さ」について,どのような場でどのように指導していくか

なかなか難しい質問だと思いますが,しっかりとした教育「観」があれば答えられるものです。