半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

5450 学びの再発見

退職後,毎日やっていることの1つに資料の再読があります。
36年間の教師人生でいろいろな資料をファイリングしてきました。
➀学級通信
➁学年通心
③サークル資料
セミナー資料
⑤雑誌のコピー
⑥新聞の切りぬき
⑦機関誌の原稿下書き
教育雑誌の原稿下書き
などをもう一度ゆっくり読んでいます。読み始めると昼になっていることもしばしばです。
資料を再読して,気づくことが多いです。
学んだと思っていたことを忘れていることもあります。
学びの網の目からすり抜けたことが多々あります。
36年間の教師経験というフィルターで読んでいますから,資料を別の視点でとらえることができます。
経験が浅いとどうしても視野が狭く,視点も少ないのだと思います。
そう考えると,意図的に経験を重ねたたことで,物事を広く深く考えることができるようになったのです。
歳をとることも悪くないのです。